Inter BEE
国際放送機器展 / インタービー
音響・映像・照明・通信のプロ向け機材とサービスが集まる、日本最大の放送・映像機器の展示会です。主催は電子情報技術産業協会(JEITA)で、毎年11月に幕張メッセで開かれます。
- 主催
- 一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA)
- 会場
- 幕張メッセ(千葉市美浜区)
- 開催時期
- 毎年11月
- 入場
- 無料。全来場者登録入場制
- 出展部門
- プロオーディオ/エンターテインメント・ライティング/映像制作・放送関連機材/メディア・ソリューション の4部門
- 前回実績
- Inter BEE 2025 は出展者1,079社・団体、来場者34,072名(主催者発表)
- はじまり
- 1965年に「放送機器展」として出展12社で開始。1982年に「国際放送機器展」へ改称
- 幕張での開催
- 1990年の第26回から幕張メッセ
放送・映像の仕事を始めると、秋になって「Inter BEEは行く?」と聞かれます。Inter BEEは毎年11月に幕張メッセで開かれる、音響・映像・照明・通信のプロ向け展示会です。入場は無料で、登録さえすれば放送局の人でなくても入れます。
Inter BEEが放送・制作の現場で使われる場面
いちばん多いのは、設備更新の下見です。カメラ、スイッチャー、コーデック、送出サーバーのように、カタログとスペック表だけでは判断しづらい機材を、同じ会場で並べて触れます。中継車やスタジオの改修を控えた技術部門が、数人で手分けしてブースを回るのはよくある光景です。
商談の場としても使われます。主催者が公表した2025年の出展者アンケートでは、出展の目的として「製品・技術の販売促進」が72.2%、「来場者からの反応・意見などの収集」が70.0%と並んでいます。売り手側は反応を見に来ているので、導入時期や予算の話を持ち込んでも浮きません。
もう一つは、規格の動きを体で確かめる使い方です。仕様書の上では読んでいても、実機がどこまで対応しているのか、相互接続でどこが詰まるのかは、実演を見ないと見当が付きません。会期中は出展者セミナーやコンファレンスが並行して開かれ、局の技術者が実装の報告をすることもあります。
Inter BEEの4つの出展部門
展示はプロオーディオ、エンターテインメント・ライティング、映像制作・放送関連機材、メディア・ソリューションの4部門に分かれています。2025年の実績では映像制作・放送関連機材が573社と最も多く、小間数でも全体の6割以上を占めました。
このほかにINTER BEE IGNITION × DCEXPO、INTER BEE CINEMA、INTER BEE MoIPのような特別企画のエリアがあり、IP化やスタートアップの展示はこちらに集まります。目当てが決まっているなら、部門よりも特別企画名で探したほうが早い年もあります。
Inter BEEで話題になる技術
ここ数年の映像制作・放送関連機材の側で目立つのは、設備のIP化と制作のクラウド移行です。SMPTE ST 2110で映像・音声・付随データを別々のストリームとして流す構成や、それを管理するNMOSの実装、SDIとIPを混在させたまま運用する段階的な移行の展示が並びます。仕組みの整理はMedia over IPとは?SMPTE ST 2110とNMOSで進む放送IP化にまとめています。
制作側では、8KやHDRの収録・モニタリング、リモートプロダクション、生成AIを使った字幕・メタデータ付与のデモが増えています。海外の展示会であるNAB ShowやIBCで発表された製品が、その年の11月に日本語のサポート体制付きで出てくる流れもよくあります。
よくある質問
Inter BEEは誰でも入場できますか
事前または当日の来場者登録をすれば入場できます。入場は無料で、放送局や制作会社の所属でなくても登録できます。対象の業種には放送事業者やポストプロダクションのほか、インターネット関連会社や広告代理店、関連大学・専門学校も挙げられています。
Inter BEEはいつどこで開かれますか
毎年11月に幕張メッセで開かれます。会期は3日間です。年によって日程が変わるので、開催日と会場のホール構成は開催年の公式サイトで確かめてください。
Inter BEEとNAB Show、IBCはどう違いますか
規模と開催地が違います。Inter BEEは日本国内の展示会で、日本語での商談と国内サポートの確認がしやすい場です。NAB Showは4月の北米、IBCは9月の欧州で、新製品の発表はこの2つが先になることが多くなっています。
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