配信・伝送の用語一覧
放送局の納品仕様書や編集の現場で出てくる、拡張子・コーデック・字幕形式・規格・現場用語をまとめています。拡張子をそのまま入れても探せます。
A
C
H
I
L
M
- m3u8 .m3u8 .m3u 配信・伝送 HLS配信で使われる再生リストのファイルです。映像そのものは入っておらず、細かく分けた映像ファイル(セグメント)の場所と長さ、画質の種類をテキストで並べています。プレーヤーはこのリストを読んで映像を取りに行きます。
- MMT・TLV 配信・伝送 新4K8K衛星放送で映像や音声、字幕を運ぶための多重化の仕組みです。MMTはIPを前提にしたメディアの運び方の規格で、TLVはそのIPパケットを放送波に載せるための入れ物を指します。従来のMPEG-2 TSに代わるものです。
- MPD .mpd 配信・伝送 MPEG-DASHの配信で使われる、XMLで書かれたマニフェストファイルです。映像そのものは入っておらず、画質ごとのセグメントの場所、長さ、ビットレートを記述しています。プレーヤーはこれを読んで再生する画質とセグメントを決めます。
- MPEG-DASH .mpd .m4s 配信・伝送 映像を短いセグメントに分けてHTTPで配り、回線の速さに合わせて画質を切り替えるための国際規格です。ISO/IECが規格化しており、XMLのマニフェスト(MPD)でセグメントの場所と画質の一覧を示します。
N
P
Q
R
- RIST 配信・伝送 インターネット回線で放送品質のライブ映像を送るために、Video Services Forum(VSF)が策定した伝送プロトコルです。RTPとRTCPを土台に欠けたパケットの再送を行い、メーカーの違う機器同士でもつながるように作られています。
- RTMP 配信・伝送 配信ソフトやエンコーダーから、YouTube LiveやTwitchなどの配信サービスへ映像を送り込むときに使われるプロトコルです。Flash向けに作られましたが、Flashの終了後も「配信サービスへの入口」として使われ続けています。
- RTP 配信・伝送 映像や音声をIPネットワークでリアルタイムに運ぶために、パケットの番号付けと時刻の書き方を決めたIETFのプロトコルです。ST 2110やWebRTC、RTSP、IP電話など、多くの映像・音声伝送の土台になっています。
- RTSP 配信・伝送 ネットワークカメラやメディアサーバーの映像を、再生・一時停止などの操作を指示しながら受け取るための制御用プロトコルです。映像そのものはRTPで運ばれ、防犯カメラやPTZカメラの映像を取り込むときによく使われます。
S
- SMPTE ST 2022-6 配信・伝送 SDIの信号を、ブランキングや埋め込み音声も含めて丸ごとIPパケットに詰めて運ぶSMPTEの規格です。2012年に公開され、SDIの設備をそのままIPネットワークで延長・中継する用途で使われてきました。
- SMPTE ST 2022-7 配信・伝送 同じ映像ストリームを2つの別経路で同時に送り、受信側でパケット単位に組み合わせて、片方の経路が止まっても映像を途切れさせないためのSMPTEの冗長化規格です。ST 2110やST 2022-6の設備で標準的に使われます。
- SMPTE ST 2110 配信・伝送 放送局の設備の中で、映像・音声・付随データを別々のIPストリームとして運ぶためのSMPTEの規格群です。SDIの代わりにIPネットワークを基幹にする放送IP化の中心となる規格で、PTPで全機器の時刻をそろえて運用します。
- SRT(伝送プロトコル) 配信・伝送 インターネット回線でも途切れにくく、遅延の少ないライブ映像伝送を行うためのプロトコルです。Haivisionが開発してオープンソース化し、中継現場から局やクラウドへの素材伝送で広く使われています。
- SSAI 配信・伝送 動画配信の広告を、プレイヤーではなく配信サーバーの側で本編の映像ストリームに縫い込む方式です。広告も本編と同じプレイリストのセグメントとして届くため、切り替わりの読み込み待ちが出にくく、広告ブロッカーにも止められにくくなります。