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.drp.drp

DaVinci Resolve Project / ディーアールピー

DaVinci Resolveのプロジェクトを1つのファイルとして書き出したものです。タイムライン、カラーグレーディング、各種設定を含みますが、映像や音声の素材そのものは入っていません。

拡張子
.drp
開発元
Blackmagic Design
開けるソフト
DaVinci Resolve
中身
タイムライン、グレーディング、Fusion・Fairlightの作業、プロジェクト設定
素材
含まない。素材ファイルの場所を参照する
素材ごとまとめる形式
プロジェクトアーカイブ(.dra。フォルダの形で書き出される)
関連する拡張子
.drt(タイムライン単体)、.drx(グレードの静止画)
版の互換
新しい版で保存したものは、基本的に古い版では開けない

DaVinci Resolveで作業していても、パソコンの中を探して .drp が見つかることはあまりありません。Resolveのプロジェクトは普段、プロジェクトライブラリと呼ばれるデータベースの中に保存されていて、.drp は人に渡すときやバックアップを取るときに、そこから書き出して初めてできるファイルだからです。

.drpが使われる場面

いちばん多いのは、ポスプロのスタジオや編集者の間でResolveのプロジェクトを受け渡すときです。編集からカラーグレーディング、MAまでをResolveで通す現場では、カラリストが仕上げたプロジェクトを .drp で書き出し、次の担当者が自分の環境に読み込みます。

カラーグレーディングの外注でも使われます。制作会社が素材とPremiere ProのXMLを渡し、スタジオがResolveでグレーディングした後、修正に備えてプロジェクトを .drp で保管しておく、という流れがよくあります。完成後のアーカイブとして、素材と一緒に .drp を残す運用も一般的です。

.drpの書き出しと開き方

書き出しは、ファイルメニューの「プロジェクトの書き出し」か、プロジェクトマネージャーでプロジェクトを右クリックして行います。読み込みは、プロジェクトマネージャーの読み込みから .drp を選ぶか、ファイルをプロジェクトマネージャーにドラッグします。

素材も一緒に渡したいときは、プロジェクトマネージャーでプロジェクトを右クリックして「プロジェクトアーカイブの書き出し」を選びます。.dra という名前のフォルダに、プロジェクトと使っている素材がまとめてコピーされるので、相手はリンクし直さずに開けます。

タイムラインを1本だけ渡したいなら .drt、グレードだけを渡したいなら静止画の .drx という別の形式もあります。

.drpが開けないとき

いちばん多い原因は版の違いです。新しい版のResolveで保存したプロジェクトは、基本的に古い版では開けません。受け渡しの前に、お互いのResolveの版を合わせておくのが確実です。どうしても合わせられないときは、XMEML(FCP 7 XML)やOpenTimelineIOでタイムラインだけを渡す方法がありますが、グレーディングの情報は運べません。

無償版と有償版のDaVinci Resolve Studioの違いも原因になります。Studio版だけの機能やエフェクトを使ったプロジェクトを無償版で開くと、該当する部分が思いどおりに再現されなかったり、書き出しの設定が使えなかったりします。受け渡しの前に、相手がどちらの版を使っているかも確かめておきます。

開けたのに素材がオフラインになる場合は、素材の場所が書き出した環境と違っています。メディアプールで素材を選んでリンクし直すか、アーカイブの形で渡し直してもらいます。

よくある質問

drpファイルをPremiere Proで開けますか

開けません。ResolveでタイムラインをFCP 7 XMLやAAFとして書き出し、それをPremiere Proで読み込みます。カラーグレーディングの結果を反映したいなら、グレーディング後の映像を書き出して差し替えるのが一般的です。

drpファイルに動画は入っていますか

入っていません。素材の場所を記録しているだけです。素材ごと渡したい場合はプロジェクトアーカイブ(.dra)で書き出します。

DaVinci Resolveのプロジェクトはどこに保存されていますか

プロジェクトライブラリの中に保存されていて、通常の操作ではファイルとしては見えません。ファイルとして手元に置きたいときは、プロジェクトマネージャーから .drp を書き出します。

この用語を扱ったコラム

似ている形式との違い

名前主に使う場面.drpとの違い
.prprojPremiere ProのプロジェクトPremiere Proの作業ファイル。そのまま保存先にあるファイルがプロジェクトの本体
XMEML他のソフトへのタイムラインの受け渡しタイムラインの構造だけを持ち、Premiere Proなど他のソフトでも読める
OpenTimelineIOパイプライン内の受け渡しソフトに依存しないタイムラインの形式。Resolveは読み込みと書き出しに対応

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