.aep.aep.aepx
Adobe After Effects プロジェクトファイル / エーイーピー
Adobe After Effectsのプロジェクトファイルです。コンポジション、レイヤー、エフェクト、キーフレームを記録していますが、使っている映像や画像、フォントは含まれません。
- 拡張子
- .aep(通常のバイナリ形式)、.aepx(XML形式)
- 開発元
- Adobe
- 開けるソフト
- After Effects(Premiere Proはダイナミックリンクでコンポジションを読み込める)
- 素材
- 含まない。素材ファイルの場所を参照する
- 版の互換
- 新しい版のファイルは古い版では開けない。1つ前のメジャー版向けのコピー保存はできる
- 素材ごとまとめる機能
- ファイルを収集
- 関連する形式
- .aet(テンプレート)、.mogrt(モーショングラフィックステンプレート)
.aep を受け取っても、After Effectsが入っていなければ開けませんし、入っていても素材やフォントやプラグインがそろわなければ元の見た目になりません。After Effectsのプロジェクトは、ほかの編集データより「そろえるもの」が多いファイルです。
.aepが使われる場面
テレビ番組では、オープニングのタイトル、コーナーの切り替え、情報番組の図解やグラフのアニメーションなど、動きのあるテロップやCGをAfter Effectsで作ることが多くあります。CGの担当者が完成した動画に加えて .aep も一緒に納めるよう求められることがあり、後から文字の差し替えや尺の調整をするときに使われます。
番組のシリーズで毎回使うタイトルや、出演者の名前を入れる名前スーパーのように、文字だけを変えて繰り返し使う素材も .aep で管理されます。Premiere Proの編集者が文字を直せるように、After Effectsで作った素材をモーショングラフィックステンプレート(.mogrt)として書き出して渡す運用も広がっています。
Web広告やSNS向けの動画でも、同じデザインで縦型と横型、複数の尺を作り分けるときに、1つのプロジェクトの中にサイズ違いのコンポジションを並べて管理します。
.aepを素材ごと渡す方法
人に渡すときは、ファイルメニューの「依存関係」にある「ファイルを収集」を使います。プロジェクトと、使っている素材をまとめて新しいフォルダにコピーし、足りない素材の一覧も書き出してくれます。
ただし、フォントとサードパーティのプラグインは収集の対象になりません。受け取る側で同じフォントとプラグインを用意しないと、文字が別の書体に置き換わったり、エフェクトが無効になったりします。使っているフォント名、プラグイン名と版を、テキストで添えて渡すのが一般的な作法です。
After Effectsを持っていない相手には、プロジェクトではなく映像で渡します。背景を透明にしたまま渡したいなら、アルファチャンネルを持てるProRes 4444や、PNGなどの連番画像で書き出します。
.aepが開けないとき
新しい版で保存したファイルは古い版では開けません。After Effectsには、ファイルメニューの「別名で保存」から1つ前のメジャー版向けにコピーを保存する機能があります。2つ以上前の版に渡す必要があるときは、間の版が手元にあればこの保存を繰り返し、無ければ相手に版を合わせてもらいます。新しい版で追加されたエフェクトや機能は、古い版では無視されたり別の表示になったりします。
開けたのに映像が色の付いたバーの画面になっている場合は、素材がオフラインです。プロジェクトパネルで素材を選び、置き換えの操作でリンクし直します。エラーの表示でプラグインの名前が出る場合は、そのプラグインが入っていないか、版が違います。
よくある質問
aepファイルをPremiere Proで開けますか
.aep を直接プロジェクトとして開くことはできませんが、Premiere Proの読み込みで .aep を選ぶと、その中のコンポジションをダイナミックリンクで読み込めます。After Effectsで直した内容は、書き出し直さなくてもPremiere Proの側に反映されます。
aepとaepxの違いは何ですか
中身は同じプロジェクトで、.aep はバイナリ、.aepx はXMLのテキストで保存した形式です。文字の差し替えをプログラムで自動化したいときなどに .aepx が使われます。
aepファイルを動画に変換するにはどうすればよいですか
After Effectsのレンダーキューか、Adobe Media Encoderに送って書き出します。After Effectsが無い環境では変換できないので、作った人に動画で書き出してもらいます。
似ている形式との違い
| 名前 | 主に使う場面 | .aepとの違い |
|---|---|---|
| .prproj | Premiere Proのプロジェクト | 編集のタイムラインを記録する。After Effectsはコンポジション単位で動きや合成を作る |
| .drp | DaVinci Resolveのプロジェクト | Resolveで編集からグレーディングまでを持つ。After Effectsのファイルは読めない |
| ProRes 4444 | After Effectsからの書き出し | 透明部分を持った映像として書き出す形式。プロジェクトを渡せない相手にはこれで渡す |
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