EPG
Electronic Program Guide / イーピージー
テレビやレコーダーの画面に表示される電子番組表のことです。デジタル放送では番組名や放送時刻、内容の情報が映像と一緒に放送波で送られ、受信機がそれを受け取って番組表や録画予約に使います。
- 正式名称
- Electronic Program Guide
- 日本語
- 電子番組表、電子番組ガイド
- 情報の届き方
- 放送波に多重された番組情報を受信機が受け取って表示する
- 関係する規格
- ARIB STD-B10(デジタル放送に使用する番組配列情報)
- 番組ごとの情報を運ぶ表
- EIT(Event Information Table)
- 主な使い道
- 番組表の表示、番組の検索、録画予約、延長時の録画の追従
録画予約した番組が延長で後ろにずれたのに、録画が最後まで残っていた。これはEPGの働きです。デジタル放送では番組表の情報が放送そのものに乗って届くので、放送局が時刻を変えると、テレビやレコーダーの番組表と予約もそれに合わせて動きます。
EPGの現場での使われ方
放送局の中では、番組名、放送時刻、内容の紹介、ジャンル、字幕放送の有無といった番組情報を、編成や送出の担当が登録します。登録した情報は送出の設備から放送波に多重され、受信機はそれを受け取って番組表を組み立てます。日本の地上デジタル放送では、番組の情報はARIB STD-B10が定める番組配列情報の形で送られ、番組ごとの情報はEITという表に入っています。
現場で「EPG直して」と言われるのは、番組名や出演者の表記を変えたとき、特番を差し込んだとき、スポーツ中継の延長で後ろの番組の時刻がずれたときです。放送中の時刻変更はマスターの運用と連動していて、EPGの情報が遅れると、視聴者のレコーダーが番組の途中で録画を止めてしまうことがあります。
EPGの番組表で起きやすいトラブル
視聴者から多い問い合わせは、番組表が表示されない、一部の局だけ空白になる、というものです。EPGの情報は放送波と一緒に届くため、アンテナの受信状態が悪い局や、しばらく受信していない局の情報は取得できていないことがあります。
放送側で起きやすいのは、複数の番組が1つにまとめて表示されてしまうケースです。ミニ番組や短いニュースを前後の番組とまとめて登録すると、視聴者はその番組だけを録画予約できません。番組名の表記ゆれも、キーワード録画が効かなくなる原因になります。
EPGと新聞のラテ欄の違い
紙のラテ欄は印刷した時点の情報で固定されますが、EPGは放送直前まで更新できます。載せられる文字数も多く、出演者の一覧や番組の詳しい内容まで表示できます。一方で、どこまで詳しく書くかは局や番組によって差があります。
よくある質問
EPGの番組表が表示されないのはなぜですか
番組情報は放送波に乗って届くため、受信状態が悪いと取得できません。アンテナの接続や受信レベルを確かめ、該当する局をしばらく映しておくと表示されることがあります。
EPGで録画予約した番組が延長されたらどうなりますか
放送局が番組情報の時刻を変えれば、多くのレコーダーはそれに追従して録画を延ばします。放送側の情報の更新が遅れた場合や、機器の設定で追従を切っている場合は、録画が途中で切れることがあります。
Gガイドとは何ですか
テレビやレコーダーで使われている番組表サービスの名前です。EPGという仕組みの上で、番組表の見せ方や検索機能を提供しているものの一つです。
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