dボタン
ディーボタン
デジタル放送に対応したテレビのリモコンにある、データ放送を呼び出すためのボタンです。押すとニュースや天気予報、番組に連動した情報の画面が出て、十字キーや4色のボタンで操作します。テレビ番組の中で「dボタンを押して参加」と呼びかけるときのdもこれです。
- 役割
- データ放送の画面を呼び出す・閉じる
- 一緒に使うボタン
- 十字キー、決定、戻る、青・赤・緑・黄の4色ボタン、数字ボタン
- 表示される画面
- BMLで作られたデータ放送
- 画面の届き方
- 放送波の中のデータカルーセルで届く。見るだけなら通信は不要
- 地域の情報に使う設定
- テレビの初期設定で入れた郵便番号・地域
- 双方向の機能
- 投票や応募はインターネットにつないだテレビで使える
番組の中で「dボタンを押して投票してください」と言われて押してみたら、画面の横や下に情報の枠が出てきた。これがdボタンの基本の働きで、放送局が映像と一緒に送っているデータ放送の画面を呼び出します。消したいときも、たいていは同じボタンで戻せます。
dボタンの現場での使われ方
視聴者の側では、dボタンは天気予報やニュースを見るための入り口として使われています。番組と関係なくいつでも見られる情報のほか、クイズ番組の早押しや視聴者投票、スポーツ中継の試合経過のように番組に連動した画面もdボタンから出ます。
制作や編成の側では、「dボタン」は番組の中で視聴者に呼びかけるための言葉です。投票やクイズの企画では、スタジオのMCやテロップで「dボタンで参加」と案内し、その時間に合わせてデータ放送の画面を切り替えます。集まった投票の数を番組の中で紹介する演出は、テレビがインターネットにつながっていて、データ放送から放送局へ結果を送れることが前提です。
dボタンで出る画面は、放送局がBMLという言語で作り、放送の電波に乗せて送っています。テレビのメーカーが作った画面ではないので、同じ局なら、どのメーカーのテレビでもおおむね同じ内容が出ます。
dボタンの押し方と操作
基本の操作は次の通りです。
- dボタンを押すと、見ている局のデータ放送の画面が出る
- 十字キーで項目を選び、決定ボタンで開く
- 画面の案内に合わせて、青・赤・緑・黄の4色ボタンや数字ボタンを使う
- 閉じるときは、もう一度dボタンを押すか、戻るボタンを押す
天気予報や地域のニュースは、テレビの初期設定で入れた郵便番号や地域をもとに表示されます。引っ越したあとで別の地域の天気が出る場合は、テレビの設定メニューで郵便番号を入れ直してください。
dボタンが反応しない・何も出ないとき
考えられる原因は次の通りです。
- チャンネルを変えた直後で、データの受信がまだ終わっていない。データ放送の画面はデータカルーセルという方式で繰り返し送られているので、そろうまで少し待つ必要がある
- その局、その時間帯にデータ放送が実施されていない
- 録画した番組を再生している。録画機によってはデータ放送を記録しない、または再生時に一部の機能が使えない
- 投票や応募の画面で先に進めない。テレビがインターネットにつながっていない可能性がある
ワンセグ向けのデータ放送は、2025年から系列ごとに情報の提供を終える局が相次いでおり、ワンセグの端末でdボタンに当たる操作をしても何も出ない局が増えています。
よくある質問
dボタンのdは何の略ですか
データ放送のデータ(data)の頭文字です。テレビの画面の表示でも、局によって「dデータ」「dデータ放送」のように、データ放送があることを示す言葉として使われています。
dボタンを押すと通信料や料金はかかりますか
画面は電波で届くので、見るだけなら料金も通信量もかかりません。投票や応募など、テレビから放送局へ情報を送る機能を使ったときだけ、テレビをつないでいるインターネット回線を使います。
dボタンの画面を消すにはどうすればいいですか
多くのテレビでは、もう一度dボタンを押すと元の番組だけの画面に戻ります。戻らないときは戻るボタンや終了ボタンを試してください。
似ている用語との違い
| 名前 | 主に使う場面 | dボタンとの違い |
|---|---|---|
| データ放送 | dボタンで出る画面そのもの | dボタンは呼び出すためのボタン。データ放送は放送局が送っているサービスの名前 |
| 字幕ボタン | 字幕放送の表示切り替え | 番組の字幕を出したり消したりするボタン。dボタンとは別の仕組みで送られている |
| ハイブリッドキャスト | ネット連携のテレビサービス | インターネットから画面を取りに行くHTML5のサービス。dボタンで出る通常のデータ放送は電波だけで届く |
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