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カンペ

カンニングペーパー / カンペ

テレビの収録や生放送で、スタッフが出演者に向けて指示や台詞、残り時間などを書いて見せる紙やボードのことです。カンニングペーパーの略で、ADやフロアディレクターがカメラの横でスケッチブックを掲げる形が一般的です。

語源
カンニングペーパーの略
出す人
AD(アシスタントディレクター)やフロアディレクター
見る人
司会者や出演者
主な道具
スケッチブック、ホワイトボード、モニターに文字を映す仕組み
書く内容
残り時間、次の進行、巻きや押しの指示、読み上げる告知の文言

バラエティ番組で、画面の端にスタッフの持つスケッチブックがちらりと映ることがあります。あれがカンペです。カンニングペーパーの略で、出演者に向けて、次にやることや残り時間を文字で伝えるために使います。

カンペの現場での使われ方

カンペを出すのは、スタジオのフロアにいるADやフロアディレクターです。サブにいるディレクターの指示をインカムで聞き、それをスケッチブックに書いて、出演者から見える位置、多くはカメラのすぐ横で掲げます。

カンペに書く内容は次のようなものです。

  • 残り時間。「CMまで30秒」「残り1分」
  • 進行の指示。「次、ゲストに話を振って」「プレゼントの告知お願いします」
  • 時間の調整。「巻きで」「少し伸ばして」
  • 読み上げてほしい文言。電話番号や応募の締め切り、訂正の内容

生放送では、ディレクターの指示を出演者に伝える手段がカンペくらいしかありません。話の途中でも伝えられるため、進行を押し・巻きで調整するときに欠かせない道具になっています。

番組の中でのカンペの位置

カンペはサブとスタジオをつなぐ連絡手段です。番組全体の流れはキューシートや台本で決まっていますが、実際の進行はその通りにはいきません。予定より話が長くなった、ゲストの答えが短かった、といったずれを、その場で出演者に伝えるのがカンペの役割です。

最近は紙だけでなく、スタジオのモニターに文字を映して伝える方法も使われています。書き直しが早く、文字も大きく見せられます。

カンペで間違えやすい点

多いのは、カンペが画面に映り込むことです。カメラの画角のすぐ外で出すため、カメラが引いたり動いたりすると映ってしまいます。演出としてわざと映すバラエティ番組もありますが、ニュースなどでは映さないように注意します。

字が小さい、書くのが遅い、というのも失敗の原因です。出演者はカメラを気にしながら一瞬で読むため、短く大きく書くのが基本です。

よくある質問

カンペとは何の略ですか

カンニングペーパーの略です。出演者に向けて指示や台詞を書いて見せる紙のことを指します。

カンペとプロンプターの違いは何ですか

プロンプターはカメラのレンズの前に原稿を映す装置で、アナウンサーがカメラを見たまま原稿を読めます。カンペはカメラの外でスタッフが掲げるもので、主に進行の指示を伝えます。

カンペは誰が書いていますか

多くの場合、スタジオのフロアにいるADやフロアディレクターが、サブのディレクターの指示を聞いて書いています。

似ている用語との違い

名前 主に使う場面 カンペとの違い
プロンプター ニュース原稿の読み上げ カメラのレンズの前に原稿を映す装置。カメラ目線のまま読める。カンペはカメラの外で掲げる
フリップ 視聴者に見せるボード フリップは画面に映すためのもの。カンペは映らないように出演者だけに見せる
キューシート 番組の進行表 スタッフが手元で見る進行の一覧。カンペはその場で出演者に伝える

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