現場用語 編集送出

番宣

番組宣伝 / バンセン

テレビ局が自局の番組を宣伝することです。番組の予告映像を放送の合間に流す番宣スポットと、出演者が自局の別の番組に出て告知する番宣出演が代表的で、新番組が始まる改編期や特番の前に集中します。

正式な言い方
番組宣伝
主な形
番宣スポット(予告映像)、番宣出演、ラテ欄やEPGの紹介文、SNSや配信での告知
流れる場所
番組と番組の間(ステブレ)、他の番組の中の告知コーナー
作る人
各番組の制作チームや局の宣伝部門
集中する時期
改編期、特番やドラマの初回の前

ドラマの放送が近づくと、主演の俳優が同じ局のバラエティ番組や情報番組に次々と出てきます。これが番宣出演です。番宣は番組宣伝の略で、テレビ局が自分の局の番組を見てもらうために行う宣伝全般を指します。

番宣の現場での使われ方

現場で番宣と言うと、主に2つのものを指します。

1つは番宣スポットです。番組の見どころを短くまとめた予告映像で、番組と番組の間のステブレや、他の番組の合間に流します。番組の制作チームが本編の素材から作ることが多く、「番宣の素材を今週中に出して」「15秒と30秒の2本作る」のように、CMと同じく決まったに合わせて仕上げます。

もう1つは番宣出演です。新しいドラマや特番の出演者が、自局の朝の情報番組やバラエティにゲストとして出て、放送日を告知します。出演の調整は局の宣伝部門や番組のプロデューサーが行います。

このほか、ラテ欄やEPGの紹介文、番組の公式SNSでの告知も番宣の一部です。

編成の中での番宣の位置

番宣が集中するのは、新番組が一斉に始まる改編期と、大型の特番の前です。局は放送の合間の時間を、広告主のCMと自局の番宣とで分け合っています。どの番組の番宣をいつ、何回流すかは、編成や宣伝の担当が番組の優先度を見て決めます。

番宣スポットも放送に流す素材なので、送出の仕組みの上ではCMと同じように扱われます。尺が1フレームでもずれると、前後のCMや番組の開始時刻に影響するため、完パケと同じ基準で確認します。

番宣で間違えやすい点

番宣スポットで起きやすいのは、放送日や時刻の誤りです。特番の編成が変わって放送日が動いたのに、古い日付の番宣を流してしまうと、視聴者を誤った時間に案内することになります。放送日が変わったら番宣の素材も差し替えます。

番宣出演では、出演する番組の内容と宣伝のバランスが問われます。告知ばかりにならないよう、出演する番組の企画に合わせた形で出ることが一般的です。

よくある質問

番宣とは何の略ですか

番組宣伝の略です。テレビ局が自局の番組を宣伝することを指します。

番宣とCMの違いは何ですか

CMは広告主がお金を払って流す広告で、番宣はテレビ局が自分の番組のために流す宣伝です。どちらも番組の合間に流れますが、流す主体が違います。

ドラマの出演者がバラエティに出るのはなぜですか

番宣出演といって、ドラマの放送を告知するためです。放送開始の前後に、同じ局の番組にゲストとして出るのが一般的です。

似ている用語との違い

名前 主に使う場面 番宣との違い
スポットCM 広告主のCM 広告主がお金を払って流す広告。番宣は局が自分の番組のために流す
予告 次回の内容の紹介 番組の最後に流す次回予告も番宣の一つだが、番宣スポットは他の番組の合間にも流れる

関連する用語

最終更新