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スポットCM

スポットシーエム

特定の番組を提供するのではなく、テレビ局が決めた時間帯の空いている枠に流すCMのことです。15秒のものが中心で、流す期間や地域、視聴率の合計の目標を決めて出稿します。番組と番組の間のステブレなどで流れます。

意味
番組を提供せず、局の定めた枠に流すテレビCM
主な尺
15秒が中心
流れる場所
番組と番組の間(ステブレ)、番組の中のスポット用の枠
出稿の決め方
期間、地域、時間帯、延べ視聴率(GRP)の目標などで決める
提供クレジット
出ない
対になるCM
タイムCM(番組提供)

テレビCMには、番組のスポンサーとして流すものと、番組に関係なく流すものがあります。後者がスポットCMです。番組と番組の間に続けて流れる15秒のCMの多くはスポットCMで、流す期間や地域を広告主の目的に合わせて決められます。

スポットCMの現場での使われ方

広告会社やテレビ局の営業では「スポット」とだけ言うことが多く、「新商品の発売に合わせてスポットを打つ」「関東でスポットを1週間」のように使います。番組を提供するタイムCMが番組と結びついた長期の契約になりやすいのに対し、スポットCMは短い期間に集中して流したり、特定の地域だけで流したりできます。

出稿量の目安には、流したCMの視聴率を足し合わせた延べ視聴率(GRP)がよく使われます。「GRPで1,000」のように目標を決めて、局が時間帯ごとの枠に割り付けます。視聴率がスポットCMの取引の単位になっていると言えます。

スポットCMは各局が自社の放送エリアで売るため、全国に流すには地域ごとの局にそれぞれ出稿します。地方の局にとっても、スポットCMは自社で売れる大事な枠です。

放送までの流れの中でのスポットCMの位置

スポットCMは、枠を決めるだけでは放送できません。CMの内容が放送の基準に合うかを局が確かめるCM考査を通し、決められた形式の素材を期日までに局へ届けるCM素材搬入が必要です。搬入された素材は送出のシステムに登録され、決められた時刻に自動で流れます。

尺は15秒が中心で、素材の長さはフレーム単位で正確に作ります。音の大きさもラウドネスの基準に合わせる必要があります。

スポットCMで間違えやすい点

スポットCMは流れる時間を細かく指定できないことが多い点に注意が要ります。時間帯のおおまかな区分は決められても、どの番組の間に流れるかまでは局の割り付け次第です。特定の番組の中で必ず流したい場合は、タイムCMの方が向いています。

また、スポットCMには提供クレジットが出ません。社名を番組の前後で表示したい場合もタイムCMになります。

よくある質問

スポットCMとタイムCMの違いは何ですか

タイムCMは特定の番組のスポンサーとして番組の中で流すCMで、提供クレジットが出ます。スポットCMは番組に関係なく局の定めた枠に流すCMで、期間や地域を柔軟に決められます。

スポットCMは何秒ですか

15秒のものが中心です。30秒など、ほかの長さで流すこともあります。

GRPとは何ですか

流したCMの視聴率を合計した延べ視聴率のことです。スポットCMをどれだけ流すかの目安として使われます。

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似ている用語との違い

名前 主に使う場面 スポットCMとの違い
タイムCM 番組の提供 決まった番組のスポンサーとして流すCM。提供クレジットが出る
番宣 局の番組の宣伝 局が自局の番組のために流す告知。スポットCMは広告主のCM

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