提供クレジット
テイキョウクレジット
テレビ番組の始まりや終わりに、その番組のスポンサー企業の名前やロゴを画面に出し、読み上げて示すことです。番組を提供するタイムCMの広告主に対して表示され、「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします」という形がよく知られています。
- 意味
- 番組のスポンサー名を画面と音声で示すこと
- 対象となる広告主
- 番組を提供するタイムCMのスポンサー
- 出るタイミング
- 番組の始まり(前提供)と終わり(後提供)が中心
- 画面の表示
- 企業名やロゴ。背景の映像に重ねる
- 音声
- アナウンサーやナレーターによる読み上げ(提供読み)
番組の冒頭や最後に「この番組は、ご覧のスポンサーの提供でお送りします」という声とともに、企業の名前やロゴが並ぶ画面が出ます。これが提供クレジットです。番組にお金を出しているスポンサーを視聴者に示すためのもので、スポンサーにとっては広告の一部になっています。
提供クレジットの現場での使われ方
現場では「提供」や「提供読み」「提供スーパー」と縮めて呼ぶことが多いです。提供読みはアナウンサーやナレーターがスポンサー名を読み上げること、提供スーパーは社名やロゴを画面に重ねる表示のことです。
番組の始まりに出るものを前提供、終わりに出るものを後提供と呼ぶのが一般的です。背景には番組の映像や出演者を映し、その上にスポンサーの社名やロゴをテロップとして重ねます。
提供クレジットが付くのは、番組そのものを提供しているタイムCMの広告主です。番組と番組の間などに流れるスポットCMの広告主には、提供クレジットは出ません。
番組の中での提供クレジットの位置
提供クレジットは、制作と営業と送出の境目にある素材です。どの企業をどの順番で表示するかは営業の側で決まり、表示の素材は番組の制作や局の担当が作ります。改編期などでスポンサーが入れ替わると、提供クレジットの素材も作り直します。
系列のネット局では、同じ番組でも地域によってスポンサーが違うことがあります。その場合、ネット局はキー局から届く提供クレジットをそのまま流さず、自局で別の素材に差し替えて放送します。現場では素材差し替えと呼ばれます。
提供クレジットで間違えやすい点
提供クレジットの誤りは、スポンサーとの契約に関わるため重く扱われます。社名やロゴの古い版を使った、表示の順番が違った、読み上げの社名を言い間違えた、表示が抜けた、といった誤りは、局によっては放送事故として報告の対象になります。
ロゴはスポンサーから届いた最新の素材を使い、社名の表記や読み方も事前に確認しておくのが基本です。
よくある質問
提供クレジットとは何ですか
番組のスポンサー企業の名前やロゴを、番組の始まりや終わりに画面と音声で示すことです。番組を提供している広告主に対して表示されます。
「ご覧のスポンサーの提供でお送りします」とはどういう意味ですか
画面に表示されている企業が、この番組のスポンサーであるという意味です。企業名を1社ずつ読み上げる代わりに、まとめて示すときの言い方です。
すべてのCMの広告主に提供クレジットが出ますか
出ません。提供クレジットが出るのは、番組を提供するタイムCMの広告主です。スポットCMの広告主には表示されません。
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