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視聴率

シチョウリツ

テレビを持っている世帯や人のうち、ある番組やCMをどれくらいの割合が見ていたかを示す数字です。国内ではビデオリサーチが調査対象の世帯に測定機器を置いて集計しており、世帯視聴率と個人視聴率、録画視聴を含む指標などがあります。

意味
テレビ所有世帯または個人のうち、番組を見ていた割合
国内の主な調査会社
ビデオリサーチ
調査の方法
PM(ピープルメーター)による機械式調査
調査地区
全国32地区
関東地区の調査世帯数
2,700世帯(ビデオリサーチ公表)
主な種類
世帯視聴率、個人視聴率、リアルタイム視聴率、タイムシフト視聴率、総合視聴率
タイムシフト視聴率の対象
放送から7日以内(168時間以内)の録画での視聴

視聴率は、日本中の全員に聞いて出した数字ではありません。調査対象として選んだ世帯に測定機器を置き、そのデータから全体を推計した割合です。ニュースで「視聴率〇%」と報じられる数字の多くは、ビデオリサーチの調査によるものです。

視聴率の現場での使われ方

テレビ局では、放送の翌日に届く視聴率のデータが、番組の評価や次の判断の材料になります。制作の現場では「数字が取れた」「数字が落ちた」と言い、番組の中で視聴率がどう動いたかをコーナーごとに見て、どこで視聴者が離れたかを確かめます。

編成にとっては、番組の継続や終了、枠の移動を決める材料です。春と秋の改編期に向けて番組を見直すときにも使われます。営業にとっては広告の値段に直結します。スポットCMは、流したCMの視聴率を足し合わせた延べ視聴率(GRP)を目安に取引されることが多く、視聴率は売り物の量そのものになります。

視聴率の種類と違い

ビデオリサーチは全国32地区で、PM(ピープルメーター)と呼ぶ機器による機械式の調査を毎日行っています。関東地区の調査世帯数は2,700世帯と公表されています。

世帯視聴率は、テレビを持っている世帯のうち何割の世帯で番組が見られていたかを示します。個人視聴率は、世帯内の4歳以上の家族一人ひとりのうち、誰がどれくらい見ていたかを示す数字で、年代や性別ごとに分けて見られます。ビデオリサーチの解説によると、2020年の調査のリニューアル以降、個人視聴率が取り上げられる機会が増えています。

放送と同時に見ていた割合がリアルタイム視聴率、録画して放送から7日以内(168時間以内)に見た割合がタイムシフト視聴率です。総合視聴率は、リアルタイムとタイムシフトのどちらかで見た割合で、両方で見た人は1回として数えます。

視聴率で間違えやすい点

世帯視聴率と個人視聴率は、同じ番組でも数字の大きさがまったく違います。世帯は家族の誰か1人が見ていれば数えるため、個人より高く出ます。報道や資料で数字を比べるときは、どちらの視聴率か、どの地区か、リアルタイムか総合かを揃えないと、比較になりません。

TVerなどの見逃し配信での視聴は、ここでいうタイムシフト視聴率とは別の指標です。タイムシフト視聴率が対象にしているのは録画での視聴です。

よくある質問

視聴率はどうやって調べていますか

調査対象に選ばれた世帯のテレビに測定機器を取り付け、どのチャンネルが映っていたか、誰が見ていたかを記録して集計しています。全世帯を調べているわけではなく、調査世帯のデータから全体を推計しています。

視聴率1%は何人ですか

地区と、推計の元になる人口の年によって変わります。ビデオリサーチの解説記事では、関東地区の個人視聴率1%はおよそ40万人に相当するとされています。

世帯視聴率と個人視聴率の違いは何ですか

世帯視聴率はテレビを持つ世帯のうち何世帯で見られていたか、個人視聴率は4歳以上の一人ひとりのうち誰がどれくらい見ていたかを示します。広告の対象となる年代を知りたいときは、個人視聴率が使われます。

似ている用語との違い

名前 主に使う場面 視聴率との違い
世帯視聴率 番組の比較で長く使われてきた指標 テレビを持つ世帯のうち何世帯が見ていたか。家族の誰が見ていたかは区別しない
個人視聴率 視聴者層の分析 世帯内の4歳以上の一人ひとりのうち、誰がどれくらい見ていたか。年代や性別で分けられる

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