見逃し配信
ミノガシハイシン
放送が終わった番組を、一定の期間インターネットで見られるようにする配信のことです。国内では民放の番組がTVerや各局のサービスで、NHKの番組がNHK ONEで配信されます。TVerでは次の回の放送の直前までが基本の配信期間です。
- 意味
- 放送済みの番組を、一定期間インターネットで見られるようにすること
- 英語
- catch-up(キャッチアップ)
- 国内の主なサービス
- TVer、各局の配信サービス、NHK ONE
- 配信期間の目安
- TVerでは放送終了後から次の回の放送直前までが基本(一部の番組を除く)。週1回の番組ならおよそ1週間
- 配信用に直すところ
- CMの差し替え、権利の都合で配信できない場面の差し替えやカット
- 広告
- 配信用の広告が本編の途中に入る
放送の時間に見られなかった番組を、翌日にスマートフォンで見る。こうした使い方ができるのが見逃し配信です。民放の番組ならTVerや各局のサービス、NHKの番組ならNHK ONEで、放送後の一定期間、見られるようになっています。
見逃し配信の現場での使われ方
局や制作会社では、放送用とは別に、配信用の番組ファイルを用意します。放送した番組をそのまま流せるとは限らないからです。配信用に直すところは、主に次の通りです。
- 放送のCMを抜いて、配信用の広告が入る位置を決める
- 権利の都合で配信できない場面を差し替える、またはカットする
- 放送後に見つかった誤りを直す
- 生放送の中で起きた不適切な場面を、モザイク処理などで直す
配信できない場面として多いのは、放送だけに許諾を取った音楽や映像、スポーツの映像、一般の人が映った場面です。配信の許諾は放送とは別に取ることが多く、許諾がないと配信用の編集が必要になります。制作の段階で配信を前提に権利を取っておくと、この手間が減ります。
見逃し配信の期間と配信の仕組み
TVerの見逃し配信は、放送終了後から次の回の放送の直前までが基本の配信期間です。週1回の番組なら、およそ1週間になります。実際の期間は番組ごとに決まっていて、それと違う期間で配信する番組や、配信しない番組もあります。期間が過ぎた番組は、局系の有料サービスで見られることがあります。
配信の映像はHLSなどの方式で届けられ、本編の途中に配信用の広告が入ります。広告は視聴者ごとに差し込まれ、同じ番組でも人によって違う広告が流れることがあります。
見逃し配信で間違えやすい点
見逃し配信での視聴と、視聴率のタイムシフト視聴は別のものです。ビデオリサーチのタイムシフト視聴率が対象にしているのは録画での視聴で、配信での視聴は、配信サービス側の再生数など別の指標で測られています。
地域の違いにも注意が要ります。地方の局が遅れて放送する番組は、地元での放送より先に見逃し配信で見られることがあり、放送と配信の時期がずれることがあります。
よくある質問
見逃し配信はいつまで見られますか
番組によって違います。TVerでは、放送終了後から次の回の放送の直前までが基本で、週1回の番組ならおよそ1週間です。
見逃し配信と同時配信の違いは何ですか
同時配信は放送と同じ時刻にインターネットで流すもの、見逃し配信は放送が終わった後に見られるようにするものです。
見逃し配信で見られない場面があるのはなぜですか
音楽や映像、出演者の権利が放送だけに許諾されている場合、その場面を配信用に差し替えたりカットしたりするためです。番組全体が配信されないこともあります。
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