SAMI.smi.sami
Synchronized Accessible Media Interchange / サミ
Microsoftが1998年に公開した、HTMLに似たタグで字幕を書くテキスト形式の字幕ファイルです。拡張子は.smiで、Windows Media Playerの字幕用に作られ、韓国の動画プレーヤーなどで広く使われてきました。
- 拡張子
- .smi、.sami
- 開発元
- Microsoft(1998年夏に公開)
- データ形式
- テキスト。HTMLとCSSの一部を使ったマークアップ
- 時刻の書き方
- SYNCタグのStart属性にミリ秒で書く
- 多言語
- CSSのクラスで言語ごとの字幕を1つのファイルに持てる
- 再生できる主なプレーヤー
- Windows Media Player、VLC、GOM Player、KMPlayer、MPlayer
- YouTubeでの扱い
- 太字、斜体、下線、色は反映。表示位置の指定は非対応
動画と一緒に「.smi」のファイルが付いてきて、プレーヤーに読み込ませても字幕が出ない、あるいは文字化けする。SAMIはMicrosoftが1998年に作った字幕形式で、中身はHTMLに似たテキストです。いまの編集ソフトの多くは直接読み込めないので、SRTなどに変換してから使うのが近道です。
SAMIが使われる場面
もともとは、Windows Media Playerで再生する動画にクローズドキャプションを付けるための形式として、Microsoftのアクセシビリティの取り組みの一環で公開されました。1つのファイルに複数の言語の字幕を入れ、プレーヤーの設定で切り替えられるのが特徴です。
その後は、韓国で特に広く使われるようになりました。韓国製の動画プレーヤーであるGOM PlayerやKMPlayerがSAMIに対応し、映画やドラマの字幕ファイルとして.smiが流通してきました。
YouTubeも字幕ファイルとしてSAMIのアップロードを受け付けていて、太字や斜体、色の指定は反映されます。
SAMIファイルの中身
ファイルは <SAMI> で始まり、<HEAD> の中の <STYLE> で文字の見た目と言語ごとのクラスを定義します。字幕の本文は <BODY> の中に並び、<SYNC Start=1000> のように表示を始める時刻をミリ秒で書きます。
表示を終える時刻を書く欄はありません。次の <SYNC> が来た時点で字幕が切り替わるので、字幕を消したいところには空白だけの <SYNC> を置くのが一般的な書き方です。
SAMIをSRTやWebVTTに変換するとき
字幕編集ソフトの多くはSAMIを読み込み、SRTやWebVTTに書き出せます。変換では次の点が崩れやすくなります。
- 1つのファイルに複数の言語が入っていると、どの言語のクラスを書き出すかを選ぶ必要がある
- 終了時刻がないため、空白のSYNCで消していない字幕は次の字幕まで出っぱなしになる
- 色や太字などの装飾はSRTでは消える
変換後は、字幕の終わりの時刻が不自然に長くなっていないかを確かめます。
SAMIが開けない・字幕が出ないとき
拡張子.smiは、ほかの形式にも使われています。マルチメディアを同期させる言語のSMILや、古いMacのディスクイメージも.smiです。テキストエディタで開いて先頭が <SAMI> でなければ、字幕ファイルではありません。
SAMIの読み込みは、ソフトによって厳しさがまちまちです。タグの閉じ忘れや、スタイルの定義の書き方の揺れで、特定のプレーヤーだけ字幕が出ないことがあります。文字化けは、ファイルの文字コードと読み込み側の想定が違うときに起きるので、変換ツールで文字コードを指定し直して開きます。
よくある質問
smiファイルはどのプレーヤーで再生できますか
VLC、GOM Player、KMPlayer、MPlayerなどが対応しています。動画と同じ名前にして同じフォルダに置くと、自動で読み込むプレーヤーが多いです。
smiの字幕を動画に焼き込めますか
焼き込み機能のある変換ソフトで直接扱えない場合は、先にSRTへ変換してから焼き付け字幕にします。SRTの基本はSRTファイルとは?中身の書き方とWebVTTとの違いで確認できます。
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